いい仕事をしたいと考えて、ではいい仕事とは?との答えを求めました。広告の仕事は長くても1クール=3ヶ月。短ければ1ウイーク=7日間の命。蜉蝣(カゲロウ)や蝉(セミ)のようですよね。残る仕事に照準を15年ぐらい前から合わせています。それが出版。プロセスも大事です。十分企画し取り組んで(長い年月の撮影や十分なコンセプトを考えること)をできたのか。スタッフとのチームワークはどうだったか。今回は自身出版の仕事に携わり印刷の工程や質も知り、当然、満を持して出します。前回の「刻字書の世界」せせらぎ出版の時のFMスクリーン製版やヴァンニューボーの表紙の紙、(高級紙や製版技術)ではなく【売る】ことのこだわりです。新たな取り組みです。思いを捨てることも、守ることも経験しての今回の自分の著作でないこの仕事。ぜひご期待くださいませ。