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髙見國一刀工のその姿を記録する。

 

僕が彼、髙見國一刀工に会ったのは弟子入りして6〜7年目のころ。奈良の東吉野河内國平刀匠の鍛錬場の事だ。彼は18歳でその門を叩きここまで来た。今回の新聞報道で話題になったのが高松宮賞。分かりやすく言えば特賞(1位)。彼は賞をこの20年間の間に7度受賞。来年にもう一つ賞を取り日本刀匠の最高峰無鑑査の称号を受ける。
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弟子入りの写真は無いが、火入れ式(独立の式典)や賞を取るごとに撮影をして来た。
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今は弟子を取るまでになり、親方として立派に日本刀会でその名を知らぬものはいない。

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コダワリ、努力、研究。「下手がいい」「出来る出来る出来る出来る必ず出来る」という、教えの元に河内國平親方の弟子として花ひらく瞬間を追って来た僕にも喜びがあるのだ。写真はその歴史をしっかり見つめていたと思う。人を取ることは①に信頼②に信頼③に関係。写真の前にこの関係性が写真を続ける僕のコンセプトや力になっている。

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上記は飛龍の滝。髙見國一さんの近所の滝素敵でね。

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