よりによって仕事先が京都。この時期は祇園さんがあるので車だと止めるのが苦労するだろうと電車で京都入り。結構蒸し暑く、仕事を昼過ぎで無事終了折角だから、お祭り気分を味わいながら帰ることとした。
生BEERの表示につられ、屋台に。かわいいい女の子をお母さんらしい人に「写していいですか?」お声がけし撮影させていただいた。どうやらお知り合いと2家族で来ていると。お礼に記念写真を撮影して、おくに居たご家族が「この子障害があっていつまで生きられるか分からないから写真とったって」
不思議な事は長く生きているとある。写真を通じ誰かに幸せを届けられるなら喜んで撮影する。「この子抱いたって」小さい体には血が通い、呼吸している。入退院を繰り返し、久しぶりの外出で偶然この機会を得た。その子を抱くと、自然と涙が出てきてしまった。
涙はどこから来て、どこに行くのだろうか。
ご家族と別れたあと、傘鉾の提灯がにこにこ笑顔にみえた。
Nikon D800 24-70mm F2.8 ISO 100 F3.2 AWB